永遠、というものがあれば
その時、ステージのharuがこちらの方を見て、



少し切なそうに視線がとまったような気がした。



それも一瞬で、彼はharuとしてたくさんのフラッシュを浴びながら笑顔をふりまく。



あれは気のせいかもしれない。



なんで何も言ってくれなかったの?



と思いかけ、



だけど私は彼女でもなんでもない



という真実が深く心をえぐる。
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