永遠、というものがあれば
だけど、



泣きながら陽菜が



俺に「好き」と言った。



聞きたい気持ちと聞きたくない気持ち。



俺は汚れてる。



しかも俺は陽菜に大事なことを伝えてなかった。



もう一つの顔。



作られた顔だけど、迫っていた発表が終われば、それが俺の仕事になる。



苦しかった。



嘘をつかなきゃならないのは。



今日の発表が終われば言おうと思ってた。
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