永遠、というものがあれば
「だから、なんでここにいるんだよ、って思った」



陽斗の話を聞きながら、



正直、頭が混乱して何を考えればいいのかわからない。



その時、亡くなったパパの言葉が頭の中で蘇った。



『本当に大切なものには理由なんてない。



理由を探そうとするから目が曇るんだよ。



自分の気持ちを信じなさい』



目をつむって心の中を研ぎ澄ます。
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