【完】溺愛男子の愛し方
それから、30分後
ようやく上がってきた私は、大満足だった
いいお湯だったな~
私は服を着て、部屋に戻った
部屋に戻ると、修がいた
私は修を見て、体温が上がるのを感じた
だって……浴衣姿がかっこいいんだもん
本当に、かっこよすぎ……
反則じゃなくて、普通にアウトだよ……
「お帰り、鈴」
「た、ただいま……戻ってたんだね」
私の心臓は活発に動いていて、動揺を隠せなかった
「うん。鈴と離れたら、さみしくなっちゃったから」
ドキッ
心臓が大きく波打った
もう~!
修は、全てがアウト!!
さっきから不意打ちを突かれてばかりで、心臓が持ちそうになかった
てか、持たないと思う
「鈴、おいで……」
私の内心を知らずに、修は腕を広げて私を呼んだ
……私が断れないの、知ってるくせに……
私は修に引き寄せられるように、修の元へ行った
「おいで」
床に座っている修は、私を受け入れるように腕を広げた