【完】溺愛男子の愛し方
次の日
愛する人の腕の中で、目が覚めた
目を開けると、目の前には寝息を立てている修の横顔があった
……どうしよう
幸せすぎる
修の寝顔をしばらく見て、顔を手で覆った
かっこよすぎる……
修の顔を見てるだけで、顔が赤くなるとか重症すぎ……
私がそんなことを思っていると、唇に何か柔らかいものが当たった
私はびっくりして手をどけると、意地悪そうな顔をした修がいた
「も~う!」
「可愛すぎる鈴が悪いんだからな」
「私は悪くない」
私のそんな言葉を聞かずに、修はもう一度キスをした
「修……そろそろ起きないと……」
「もうちょっとだけ……」
そう言って、しばらく私を離してくれなかった
結局、起きたのは、30分後
泊まっていた旅館を出て、駅に向かった
タクシーに乗って、数十分後に駅に着いた
「鈴」
「何?」
「荷物を預けて、どこか遊びに行かないか?」
「えっ、遊びに行くの?!」
私はてっきりこのまま帰って、修とバイバイになると思ってた