【完】溺愛男子の愛し方
「こっちこそ嫌よ」
「ね!お願い」
「嫌」
「美音がしてくれないと、俺死ぬ」
「勝手に死んどいたらいいじゃない」
「ひどい!美音は、俺が死んでもいいって言うんだ……」
……イラッ
「あぁ!もう!!」
私は祐の手を払って、頬に唇で触れた
唇を離すと、祐は優しく抱きしめてくれた
……ほんと、自分に腹が立つ
なんで、こんな奴の言いなりになってんだか……
……はぁ~
認めたくなんかないけど……
「ありがとう、美音」
……私は、祐が好き