【完】溺愛男子の愛し方
「旦那様のご登場ですね~」
「イチャイチャするなら、出ていってちょうだいね」
二人して……
隣で二人は言いたい放題
「何かあった?美音」
祐が聞いてきた
「……ううん。何もない」
「そっか」
祐は、微笑むように笑った
……この顔、好き
「じゃあ、俺と鈴花はもう行くから、午後はしっかり受けるんだぞ?」
修平がそう言った
その言葉を聞いて、鈴花がソファから立ち上がった
「そういうことで、お先」
鈴花がそう言って、二人は行ってしまった
「じゃあ、私も失礼します~」
ありすも行ってしまった
「仲良いよな、あいつら」
雑誌を読み終えたのか、隼人が目の前のテーブルにお菓子を広げていた