【完】溺愛男子の愛し方


「しないって、いつも言ってるでしょ?」


私は当然、断った


そんな恥ずかしいこと、しないよ


大体、付き合ってないし


「美音がほしい。……あっ、なんなら学校休んで、一日家で……」


「いない!そんなこと言ってないで、準備するよ!」


「ダルい」


「ほら!どいて、祐!」


そう言うと、祐は渋々どいた


「俺のことは、無視なんだ……」


そうでもしないと、祐は聞かないでしょ?


と心の中で思いながら、部屋を出て下に降りた


「おはよ」


「おはよう」


お母さんやお父さんと挨拶をして、食卓のついた
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