【完】溺愛男子の愛し方

先生は、女の子の前に立って言った


「お前、橘に何かしたのか?」


橘って……祐??


「えっ?生徒会長が??」


「いいから来い。お前もだ、佐々木」


「ちょっと待ってよ、先生!」


どうやら呼び出されたのは、女の子らしい


男の子の方も道連れだったけど


ガチャ!


誰もいなくなった所で、メッセージが来た


開くと……


『さっきありすが、鈴花と修平が屋上に行った後に、二人組を見かけたから、二人が危ないって教えてくれて、祐がなんとかしてくれたんだけど、大丈夫だった?』


美音からだった


「どうした?鈴」


「美音からメッセージが来た。やっぱり、さっきの祐が仕組んでた」


「まぁ、そうだろうな。先生を動かせられるのは、あいつだけだし」


修が話している内容を聞きながら、美音に返信していた
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