【完】溺愛男子の愛し方

もう……!


どこに行ったのよ!


今日も仕事が溜まっているのに……


祐はよく仕事を放ったらかして、ほっつき歩く


で、いつも最終的に副会長である私と修平がそれを受け持つ


今日こそは、絶対にやらせる!


ただその思いに燃えていた


でも、いつまで経っても見つからなかった


……やられた


家に帰ったんだ


今日、絶対に終わらせなければならない仕事をやらないといけないことを知ってて……!


はぁ~


私一人で終わらせるか


そんなに多くないし、修平は用事あるし


私は諦めて、生徒会室に戻った


「祐は?」


「やられた」


「ちっ……またか」


「今日の仕事は私一人でやるから、修平は先に帰ってもいいよ」


「でも……」


「今日は、鈴花とデートするんでしょ?」


「……」


「そんなに量ないし、一人でも大丈夫だよ」


「……すまない」


修平は、帰る準備を始めた
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