【完】溺愛男子の愛し方
「……可愛い……////」
「!……ありがとう……////」
私と修は、二人して赤くしてしまった
修からなるべく顔を逸らそうとしても、少ししたら横目で修を見ちゃう
修の私服、いつぶりだろ……
かっこよすぎてずっと見ていたいけど、見てられない////
修は落ち着いたのか、私に手を差し出して……
「行こう、鈴」
「……うん」
私は修の手をとって、歩き始めた
「最初、どこ行く?」
「どこでも。鈴の行きたい所でいいよ」
「私の行きたい所……」
考えてみても、あまり浮かばなかった
でも、一つだけ浮かんだものがあった
「アイス、食べたい」
そう言うと、修は苦笑いして、
「本当に甘いものが好きだな、鈴は」
と、言った
「好きなんだから、いいじゃん!」
「はいはい。じゃあ、先行く?」
「うん!」