【完】溺愛男子の愛し方
周りに知り合いもいないから、本来の自分を出せた
本当はピンクやふりふり、可愛いものが大好きな私
でも、性格と見た目が合わないから、そういうことをずっと隠してきた
美音たちですら、自分の好きなことを教えたことはない
知ってるかもしれないけど……
好きなものの中に、甘いものがある
主に、ケーキやデザートが大好き
夏はなきゃ、生きていけない必須の食べ物
修と歩いてきて、アイスクリーム屋さんに着いた
どれも美味しそ~!
「鈴、どれにする?」
「う~ん。じゃあ、チョコ!」
そう言うと、修は店員さんに言って、チョコとバニラを頼んだ
修がお金を払うのを私が止めると、「気にすんな」と言われてしまった
そして、ベンチを求めて、近くの大きな公園に行った
「ありがとう、修!」
「いいって」
そして、ベンチに座って……
「いただきます!」
「いただきます」
私と修はほぼ同時に言って、食べ始めた
「美味しい!」
チョコ、久しぶりに食べた
やっぱり、アイスはチョコ!