【完】溺愛男子の愛し方
「……修の好きなように……していいよ」
「……そんなこと言われたら、止まんなくなるだろ」
そう言って、再び私の口の中に舌を入れた
さっきよりも激しくされて、修は加減を失っているみたいだった
違うよ、修
私、わざと言ってるの
修の全てが欲しいから……
めちゃくちゃにしていいから……止まんなくなって
しばらく舌を絡ませていると、修が止めた
「まだお前に印つけてもらってないのに、これ以上は続けられない」
多分、無理やり理性を抑えたんだと思う
そのまましてくれれば、よかったのに
そんなことを思っている私を修が抱っこして、ベッドまで運んでくれた
修の匂いがして、安心した
「鈴、大丈夫か?」
「大丈夫……」
まだ少し熱いけど
「……好きな所に、つけていいよ」
「……」
修は、ベッドに横になった
私は起き上がって、修に近づいた
「上だけなら、脱がせてもいいよ」
「……いいの?」
「鈴だから」
「……」
私は湧き上がってくる好奇心を感じながら、前のボタンを外していった