【完】溺愛男子の愛し方

太陽が出ていて、ポカポカだった


さすが、夏


今日は、そんなに暑くないけど


私は、肩が紐になっている白のワンピースにサンダルを履いて、肩からカバンをかけている


祐は、半袖のカッターシャツにジーパン、スニーカーを履いている


祐は、本当に何してもかっこいい


イケメンだったら、こんなにも全てが変わるというのか……


「行こうか」


「うん!」


私は、聖矢くんが乗っているベビーカーを押して、祐と並んで歩き出した


まず最初は、雑貨屋さんを見て回る


丁度、足りない文房具や欲しいものがあったし


その後、スーパーに寄って、食材を買って帰る


大きなお店に行くから、二つともその中にあるし、楽ちん


どうやら預かるのは明日までらしく、明日の何時に秋お姉ちゃんが来るかはわかんないらしい


私の周りは自由人ばかりだって、改めて思わされる


数十分くらい歩いて、ようやくお店に着いた


あまり距離は歩いてないはずなのに、すごく暑かった


お店の中に入るとクーラーが効いていて、とても心地よかった


聖矢くんも汗をかいていたから、私と祐は椅子に座って、しばらく休んでいた


「暑いね~」


今日は涼しい方とはいえ、やっぱり暑いものは暑い


今、聖矢くんを抱っこしている私は、暑くて仕方なかった


子どもって、すっごく体温高いんだね


私なんて、比じゃないよ
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