【完】溺愛男子の愛し方

「……何か食べるか?」


隼人、少し怒ってる


「……じゃあ、お言葉に甘えて」


なんで怒っているのかはわからなかったけど、普通にお腹が空いていたから甘えた


「何、食べる?」


「……ポテト」


「子どもかよ」


「好きなんだし、いいじゃん!」


「はぁ~……わかった。どっか座っといて」


「わかった」


私は、座れそうなテーブルを探して、座って待っていた


すると……


「お待たせ」


隼人が戻ってきた


「何、買ってきたの?」


ポテトだけにしては、手に持っていたのが多かった


「ポテトと俺の分」


そう言って、ポテトとたこ焼きが出てきた


「えっ、ズルい!私のは、ないの?」


「そう言うと思って、買ってきてるから」


あっ、もう一個出てきた


「ありがとう、隼人!」


私は、笑って言った


「おう……////」


隼人が赤くなってることも知らずに、ポテトを頬張り始めた


やっぱり、ポテト好き


子どもっぽい、って思われるかもだけど
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