【短編】出逢いがしらに恋をして 番外編 ジュリオ・サイド
彼の名は坂上大志。ひよりの同期だ。

ほぼ毎日、ランチを共にしてるし、
休憩時には売店で仲良くアイスを買ってるし、
やたらとスキンシップしてるし。

くそっ、気になって仕方がない。

だが、そんなこと、誰かに尋ねるわけにもいかず。

ひとりで悶々としていた。

そして、なかなか、彼女と仕事で絡む機会もないまま、虚しく日は過ぎていった。

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