【短編】出逢いがしらに恋をして 番外編 ジュリオ・サイド
この子を俺の手で育ててみたい。

そんな気持ちがむくむくと湧き上がってきた。

だから、自分でもずいぶん無茶ぶりだと思ってはいたが、
ひよりに企画書を書くように勧めてみた。

戸惑いながらも、彼女はOKしてくれた。


それからの彼女の頑張りは、こっちの期待以上のものだった。
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