女の概念

会社の人達はみんな仲がよく、新人である私にも何かと声をかけてくれた。


しかし、皆何年も働いているから団結力があった。

新人で職場の人のことなどまだわからない私は一人取り残されたような感覚に陥った。


そんな時、唯一頼りに出来て私のことを他の誰よりも気にかけてくれる人がいた。

それは後に私が心を奪われてしまう私のお世話係の上司、内藤卓也だった。

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