愛され妹っ。

「朝?‥あー、由奈いたから、同じように素っ気なくしただけだけど?なに、構って欲しかったの?」

   

「‥」


「素っ気なくて寂しかったとか?」


「‥昨日は抱きしめてくれたのに、急に冷たくて悲しかった。」


「つまり、甘く接して欲しかった‥と?」


「別にそんなんじゃ…」


「へぇ〜。そんな可愛いこと言われると、我慢できなくなる‥」


え?


ドサッ


気づくと、私に、恵都兄が覆い被さっている状態だった。


ドキッ…顔も近づいてきて、
唇が、重なりそうな所で、止まった。

「……、ってのは、嘘」


「…」

え?


「そういう時は抵抗しろよ、危険」


「え?あ、うん」


びっくりした…何かされるのかと思った…

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