愛され妹っ。

ガチャ…


「あ、優樹菜。どうした?」


遥くんが私の名前を呟いた。



目の前には、 遥くんとお友達5人程…


私、恵都兄のお部屋と間違えて開けてしまったみたいだった…

髪も濡れて、頭にふわっとタオルを被せたまま、
頭が真っ白になって動けずにいると、


「え、めっちゃ可愛いんだけど。めっちゃ好み!」

「俺も、好み…可愛い…。お前、こんな妹いたなんて聞いてねぇし!」

「髪、濡れてんじゃん、ドキドキする」

と、遥くんのお友達はそんな事を言っていて、
すごく恥ずかしくなった。
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