その男、イケメンエリートにつき冷酷そして甘党
健太郎は加賀谷に健太郎の考える最強の弁護士を付ける事を約束して、今日のところは別れた。
でも、きっと、これから先も何回か会う事になるだろう。
回数を重ねて会う事で、健太郎は加賀谷からの信頼を勝ち得なければと思っている。
そして、加賀谷とロビンを救済するために、健太郎自身も水面下で相当根回しをしなければならない。
最善の合法での解決策を探る事は、健太郎にとってはゲームと似ている。
難しいゲームこそ燃えてしまう自分の性格は、この案件に完璧なゲームオーバーを取り付ける事に夢中になるだろう。
ロビンの幸せがかかっているのなら、なおの事。