甘くて意地悪な後輩クンの誘惑
幸い、彼はまだ眠っているようだった。


物音を立てないようにベッドから抜け出し、
床に散らばっている服をかき集める。


時間を見ると、朝の5時。


ここがどこかは分からないが、

始発がまだ動いてなくても
最悪タクシーで帰れば出社時間には十分間に合う。



服も着て、荷物も持った。



あとはこの部屋から出るだけーーーー
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