ねえ、知ってる?【下】
「夜は、色々あって・・・・・・・・・・・・。一緒にいてくれたよ・・・」
『えっっ!!??? ちょっと待って、どういうこと・・・・・・??!』
「うん・・・・・・あのね」
私は諦めて昨日のことを全部説明した。
陽十香は聞きながらずっと相槌を打ったり、驚いたり、キャーキャー言ったり、楽しそうに聞いてくれた。
『なるほどね・・・・・・。すごいね、なんか、本当にすごい・・・・・・。まさか、私のおかげでそんなことが起こってたなんて、本当にびっくり・・・』
「確かに、陽十香が大和くんに連絡してくれなかったらこうはなってなかったもんね」