ねえ、知ってる?【下】
「いや、何もしないしちゃんと起きて待ってるからゆっくり入って来いよ」
「ありがとう。ごめん・・・・・・。ごめんね」
「次謝ったら怒る」
私はお言葉に甘えてお風呂に入ることにした。
お風呂に入っている間、一人にさせてしまうのが申し訳ない。
大和くんも眠たいはずなのに・・・。
「あの、さ・・・下着取るから後ろ向いてて」
「あー・・・・・・・・・なるほどね」
タンスは大和くんが座っている前にある。
部屋着は洗濯機の上にあるけど、下着だけはそこから取らないといけなかった。
大和くんは意地悪そうに笑った。