ミルクティー色のキミ。
「先週したとき、黒いやつ履いてたけど。こんなかわいらしいフリフリすけすけおパンティー。こんなあたしが持ってるわけないしそれに、脱ぎたて状態で置いてあったけどなんでだろうね?」
「それは…俺が、」
俺が履いてました。でもと?
…ほう。
「ゴミ箱付近に使用済みのもありましたけど」
「…っ」
言い返せなくなった彼は言葉が詰まり額にはうっすら冷や汗。
こいつクロ確定。知ってたけど。
「ね、」
「…」
「何も言わないの?」
「…」
長い沈黙にしびれを切らし。
「さっさと言えよ」
ドスの効いたあたしの声が静かな部屋に響く。
しばらくして。
「…俺は、断わったんだよ!でもあっちが寄ってきて、」
浮気、認めた。
3つめ。
浮気した男は自分は悪くないと必死に言い訳する。
あたしが出会って来た浮気男の特徴。