医者嫌いの彼女
ー翌日ー

仕事が終わったのが9時過ぎ。
携帯を見ると亜妃からメッセージが来ていた。
…珍しいな。

"亜妃です。今日、仕事終わったら逢えますか?"

亜妃がこんな事言うのは珍しい…
というより初めての事。
そんな可愛い事言われたら、逢えない
なんて選択肢はないが、時間は9時過ぎ。
どうするか…
とりあえず電話をする事にする。

亜妃[もしもし…]

「悪い、今仕事終わって…今家?」

亜妃[はい…]

「今から迎え行くから待ってて。」

そう言って電話を切る。
家に車を取りに行き、亜妃の家にいく。

着いたと連絡すると降りてくる。

亜妃「…こんばんは。」

「あぁ。…乗って。」

そう言って車に乗せる。

「…ご飯たべたか?」

亜妃「あ、はい。すみません…
もう連絡ないと思ったので」

まぁ、この時間ならそうだよな。

「いや、謝ることじゃない。
けど…俺の飯付き合ってくれる?」

亜妃「はい、もちろんです。」

洋食屋に入り、食事をする。
亜妃は嬉しそうにパフェを食べている。

「今日は連絡くれてありがとな。」

亜妃「い、いえ…私の方こそ突然すみませんでした。」

目をそらされるが、しばらくすると…

亜妃「…最近、お仕事忙しいんですか?」

亜妃のほうから話しかけてきた。
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