医者嫌いの彼女
慌ててメニューを受け取ると、すぐに決めたようだ。

亜妃「えっと…。じゃあ…このミモザってやつ
飲んでもいいですか?」

「了解」

そういって注文する。

酒を一口飲んだ亜妃は興奮気味に話し出す。

亜妃「えっ、何これ‼︎すごい美味しい‼︎
何のお酒だろう⁇」

…嘘だろ、何か分からない酒注文するかね?

カクテルは結構好みが分かれる。

「何か分かんないのに頼んだのかよ⁉︎
…勇者だな。笑」

そういうと、

「だって…カタカナばっかりで
全然わかんないんですもん…」

と返ってくるから説明してやる。

「ミモザは確か…シャンパンと
オレンジのカクテルだったか?
まぁ、美味しかったなら良かったな。」

カクテルはほとんど飲まないから詳しくはないが、
ミモザ程度なら知っている。

「はい!良かったです。
美味しくなかったらどうしようかと思いました。」

…だろうな。
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