医者嫌いの彼女
リビングに行くと昼飯にと買っておいた
コンビニの飯がそのまま置かれていた。

「飯食わなかったの?」

亜妃「食欲なくて…あ、でもプリン食べたよ」

「薬は?」

亜妃「飲んだ。」

「なら良いけど…夕飯どうする?」

食べれるか…?という意味も込めて聞くと
食欲はあるらしい。

亜妃「ん…食べる。寒いし、あったかいのがいい」

あったかいのって言ったら鍋料理しか
思いつかない。

「じゃー、鍋とかすき焼き?」

亜妃「キムチ鍋がいい」

よりによってキムチって…嘘だろ。

「刺激物はダメですー。
…お前さ、普段からこういう時にも辛いものとか
食べてるんじゃないだろうな?」

亜妃「…こういう時だから食べるんじゃないの⁇」

…何だと?もう言葉を失うしかない。
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