医者嫌いの彼女
亜妃がカフェでバイトを始めて
1週間ほど経ったある日。

店長「あ、瀧先生。いらっしゃいませ」

「コーヒーひとつ。あいつの調子はどうすか?」

店長「物覚えもいいし、対応も丁寧だし
助かってます。すでに即戦力ですよ」

「ならよかったです。推薦しておいて、
使いものにならないんじゃ話にならないんでね。」

店長「先生の目に狂いはないでしょう?
いらぬ心配ですよ」

ふふふ…と上品に笑いながら店長に言われる。

そこに突然やってきた正隆。
最悪のタイミングだ…

正隆「…なんの話?」

店長「鈴木先生、いらっしゃい。
瀧先生の彼女の話ですよ♪」

「店長…勘弁してくださいよ」

コイツにもそうだが、常田先生にさえ
付き合っている事はまだ言ってない。

正隆「はっ?聞いてない!誰だよ?」

「知らねーよ」

正隆「店長知ってんでしょ?教えてよ。
コーヒー買うから。」

店長「あらー、どうしましょ♪」

この店長…絶対言うつもりだな。
…マジで勘弁してくれ。
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