医者嫌いの彼女
とはいえ、どこに行くかなー。
人が多いところは俺が行きたくない。
あいつ自身まだ病み上がりだからな。
あんまり連れ回すのもどうかと思う。
ー病院ー
慶太「おつかれ」
食堂で昼ごはんを食べていると慶太がきた。
「おー、おつかれ。こないだはサンキュな、
マジ助かった。」
慶太「あれからどう?」
「だいぶ落ち着いて、こないだから学校に行ってる」
慶太「それは良かった。しかし、亜妃ちゃんが
婚約話を知ってたのは意外だったな。」
「それな、さすがに焦ったわ。」
慶太「どっからバレたんだろーな」
「考えられるとしたら、バイト中にでも
スタッフが話してる所を聞かれたかな」
慶太「院内で悪いことはできないねー」
「…してねーよ。」
慶太「ちゃんとフォローしたのか?」
「んーまぁな。」
慶太「医者なんて、ただでさえ忙しくてあんま
相手してやれないから、安心はさせてあげないと
だよな」
確かに。
「週末、どっか連れて行こうと思ってるけど、
どこが良いと思う?」
慶太「亜妃ちゃんに聞けよ。でも…そういえば、
今ディナークルーズが流行ってるって
テレビで見たな。」
…ディナークルーズか。
あんまり動かなくていいし、そういうの
行ったことなさそうだから悪くない。
人が多いところは俺が行きたくない。
あいつ自身まだ病み上がりだからな。
あんまり連れ回すのもどうかと思う。
ー病院ー
慶太「おつかれ」
食堂で昼ごはんを食べていると慶太がきた。
「おー、おつかれ。こないだはサンキュな、
マジ助かった。」
慶太「あれからどう?」
「だいぶ落ち着いて、こないだから学校に行ってる」
慶太「それは良かった。しかし、亜妃ちゃんが
婚約話を知ってたのは意外だったな。」
「それな、さすがに焦ったわ。」
慶太「どっからバレたんだろーな」
「考えられるとしたら、バイト中にでも
スタッフが話してる所を聞かれたかな」
慶太「院内で悪いことはできないねー」
「…してねーよ。」
慶太「ちゃんとフォローしたのか?」
「んーまぁな。」
慶太「医者なんて、ただでさえ忙しくてあんま
相手してやれないから、安心はさせてあげないと
だよな」
確かに。
「週末、どっか連れて行こうと思ってるけど、
どこが良いと思う?」
慶太「亜妃ちゃんに聞けよ。でも…そういえば、
今ディナークルーズが流行ってるって
テレビで見たな。」
…ディナークルーズか。
あんまり動かなくていいし、そういうの
行ったことなさそうだから悪くない。