医者嫌いの彼女
「…ベッド連れてって、診察してやろうか⁇」

亜妃「なっ‼︎…っ…」

みるみる顔が赤くなっていく。

…可愛い反応するなー。

すると、

亜妃「い、いえっ‼︎こ、ここ、ここで…大丈夫です…」

とりあえず、大人しく診察受ける事にしたらしい。

…やっぱ単純だな。

聴診するけど、心拍がめちゃくちゃ早い。
わかりやすいやつだな。

「…緊張してんの⁇めっちゃ早いんだけど…」

ニヤリと笑って聴診を続ける。

…まだ喘鳴あるな。

病院連れてったがいいか?と思うが1日中
処置室のベッドを占領するわけにもいかない。

「…うん。まだ喘鳴あるから、薬飲んで
ゆっくりしておく事。なんかあったら連絡して。
これ病院の番号。俺の名前言って繋いでもらえば
いいから。わかった?」

頷いたのを見届けて仕事に行く。
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