医者嫌いの彼女
ー翌日ー

出勤前に救急に寄る。

慶太「おぉ…和弥。」

「あぁ…。あいつは?」

慶太「…さっき寝たとこ」

「さっき?」

慶太「寝れなかったみたいでな。
眠剤2錠使ってやっとだな…」

「そっか…じゃあ、邪魔しない方がいいな。
また来る」

午前中の仕事をこなし午後イチで亜妃のところに行く。
もう帰ってると思ったが、慶太がまだ居た。

「慶太悪い…まだ居たんだな。」

慶太「気になってな。他にもやる事あったし。
亜妃ちゃん、さっき起こしたぞ。
俺もちょっとしか会ってないけど。」

「昼飯は?」

慶太「看護師によると3割くらいらしい。」

亜妃のベッドに行くと、まさに寝ようとしている所。

慶太「ご飯あまり食べれなかったって?」

亜妃「・・・すみません」

慶太「いや、謝ることではないけど・・・
今ちょっとだけ話せる?」

亜妃「・・・はい。」

寝るのをやめ、姿勢を整えはじめた。
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