医者嫌いの彼女
看護師長と共に亜妃を待つ。
しばらくすると看護師に車椅子を押されて
亜妃がくる。

看護師「婦長の山本です。何かあれば
私たちにお申し付け下さいね。」

そういうと、救急の看護師と共に出て行き、
亜妃と2人になる。

「個室の方が気にせずいれるだろ?」

亜妃「あっ…でも…」

次に言う言葉は…お金だろ。

「気にしすぎ。大丈夫だから。」

そう言ってもそわそわと落ち着かない様子。

「悪いな。今日俺当直なんだわ。
明日の朝、仕事明けたら連れて帰るから。」

慣れてないだろうし、しばらく一緒に居てやろうと
思っていたがタイミング悪く呼び出された。

それからなかなか忙しく、やっと時間が
取れた時にはもう暗くなっていた。

亜妃の部屋に行く。

「…調子はどうだ?」

亜妃「大丈夫です。」

「1回診察するな。」

そう言って聴診をする。

「…点滴はもうよさそうだな。
これ終わったら、外すな。
吸入だけしとこう。」

看護師にネブライザーを持ってきてもらい
吸入をさせる。
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