無気力なお姫様

 目覚めると知らないところにいた。

 葵「ここは、どこだ?」

 前のように体は縛られている。
 前よりもだいぶ太い。

 ?「起きたか?」

 葵「起きてないよ(笑)」

 ?「起きているようだな、楽しそうじ
   ゃないか。」

 葵「うん。久しぶりに体を動かせそう
   で。」

 ?「俺は、渉爪の総長だ。」

 ふーん( ・-・)
 興味ないわ。

 美和「あら、葵さん。久しぶりね(笑)」

 嫌な予感しかしないわ。
 うち、この人嫌~い(笑)

 美和「葵さん、正式に姫になったらし
    いじゃない。私から姫の座を奪
    って満足?でも、あなたはもう
    姫じゃなくなるわ。あはは。」

 なんなの?キモい(笑)
 いっている意味が分かんないわ。

 竜牙「葵!」

 葵「ヤッホー、どうしたの?」

 雪「どうしたのじゃないでしょ。」

 那留「相変わらず呑気だな。」

 美和「竜牙の皆🖤また会えて嬉しい🖤
    でも、私葵さんが姫なのが許せ
    ないの。」

 何を言っているのだか。

 美和「だから、葵さんの命が惜しけれ
    ば私を姫にしなさい。」

 美和がナイフ持ってる。
 うち死ぬの?まだ死にたくないよ(笑)
 
 よいしょ、そろそろ動きますか。
 前と同様紐をぶっちぎる。

 美和「なっ、、、」
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