𝒄𝒉𝒐𝒄𝒐𝒍𝒂𝒕𝒆. I
というわけで、私は紗季と分かれた。



でも、ここまで奥の方に来たんなら、繁華街も行きたい。



私は繁華街に足を向けた。





さすが繁華街。



見渡す限り、人、人、人。



私にとってはどうってことない光景だけどね。



小さい頃からずっとこの駅を知っているから。



私はスタスタと歩く。



確かこの近くに私のお気に入りのカフェがあるはずだ。



ちょっと治安が悪そうな道を通れば、すぐ見える。



私はその道に足を踏み入れた。



最初は怖かったけれど、人もほぼ見ないし、あまり知られていない道なのだろう。





ーでも、今日は違かった。



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