𝒄𝒉𝒐𝒄𝒐𝒍𝒂𝒕𝒆. I
「ねえねえ」



凛花ちゃんが不意に口を開いた。



「日向ちゃん、好きな人いないの?」



「ぶっ!」



私は思わず飲んでいた水を吹き出しそうになった。



「い、いるわけないじゃんー」



「その反応だといるみたいね」



私の反応が分かりやすすぎたのか、急にニヤニヤし出す彼女。



「どういう人?おんなじ学校?」


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