𝒄𝒉𝒐𝒄𝒐𝒍𝒂𝒕𝒆. I

私は、すごく胸が苦しくなった。



そんなこと、悟りたくなかった。



でも、2人の空気から、悟らずにはいられない何かを感じた。



なぜなら、ひゅうがが凛花ちゃんを見ている目は、ーこれまでにないくらい儚くて、愛おしいものを見ている目だったから。



2人の間に何があったのか。



…知りたいけど、知りたくない。



この時私は、心配そうに私を見ている和弥の目線には気づかなかった。












chocolate.2に続く




次ページからはプロフ帳(とあとがき)です!


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