アイドル絶対殺戮戦線
「第3幕『衣装争奪戦』!!!」
卒業式3日目、9時。
堂々が手を大きく広げたと同時に幕が上がり、その向こうには色とりどりの衣装が用意されていた。
3年間、夢にまでみたアイドルのドレスだ。
感動で目が潤みそうになるのは私だけではないらしく、これから殺し合いに向かうというのに数名の生徒が目頭を押さえている。
衣装は、色も形も本当にいろんな種類のものがあった。
選ぶなら王道センター色の赤だろうか。青はクールでかっこいいけど、私のイメージには合わない? 気をてらってターコイズ色なんてのもあるぞ。
全てを着るにはとても体が足りないのに、妄想はどんどん広がっていく。
卒業式3日目、9時。
堂々が手を大きく広げたと同時に幕が上がり、その向こうには色とりどりの衣装が用意されていた。
3年間、夢にまでみたアイドルのドレスだ。
感動で目が潤みそうになるのは私だけではないらしく、これから殺し合いに向かうというのに数名の生徒が目頭を押さえている。
衣装は、色も形も本当にいろんな種類のものがあった。
選ぶなら王道センター色の赤だろうか。青はクールでかっこいいけど、私のイメージには合わない? 気をてらってターコイズ色なんてのもあるぞ。
全てを着るにはとても体が足りないのに、妄想はどんどん広がっていく。