アイドル絶対殺戮戦線
1、2、3……数えてみると衣装は、ちょうど20着あった。
ただ……。
衣装に胸をときめかせながら、私たちは不安げに目を見合わせあう。
第3幕まで残った私たちの人数は、ちょうど30人。あの素敵な衣装は、10人分足りない。
たった10人分。作る財力や技術が星ヶ峰にないわけがなかった。
なのに足りない。それが意味するのは……。
「みなさん、着たい衣装が見つかりましたでしょうか? それではその衣装の前に、目を伏せてお進みください。
その衣装の前に立ったのがたった1人ならば、おめでとうございます、その衣装は今からあなたのものです。
しかし、もし2人以上が同じ衣装をほしがったなら……するべきことは、わかりますよね?」
ただ……。
衣装に胸をときめかせながら、私たちは不安げに目を見合わせあう。
第3幕まで残った私たちの人数は、ちょうど30人。あの素敵な衣装は、10人分足りない。
たった10人分。作る財力や技術が星ヶ峰にないわけがなかった。
なのに足りない。それが意味するのは……。
「みなさん、着たい衣装が見つかりましたでしょうか? それではその衣装の前に、目を伏せてお進みください。
その衣装の前に立ったのがたった1人ならば、おめでとうございます、その衣装は今からあなたのものです。
しかし、もし2人以上が同じ衣装をほしがったなら……するべきことは、わかりますよね?」