アイドル絶対殺戮戦線
それを恨みがましげに私は見やる。
「あなた……お名前は何でしたっけ?」
「……大宮七歌です」
「大宮さん、あなたこそどうしてこのドレスを選んだの?」
「そ、それは……」
1番人気のなさそうなドレスだったから、とは言えなかった。
だけどそれすら見通したように、里野さんはにっこりと口角を持ち上げる。
「お手柔らかによろしくお願いしますね、大宮さん」
「こ、こちらこそ……」
✳︎♡✳︎
「あなた……お名前は何でしたっけ?」
「……大宮七歌です」
「大宮さん、あなたこそどうしてこのドレスを選んだの?」
「そ、それは……」
1番人気のなさそうなドレスだったから、とは言えなかった。
だけどそれすら見通したように、里野さんはにっこりと口角を持ち上げる。
「お手柔らかによろしくお願いしますね、大宮さん」
「こ、こちらこそ……」
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