アイドル絶対殺戮戦線
「ねぇ光莉」


それまでおとなしく従っていた私に急に声をかけられて驚いたのか、光莉は一瞬肩を震わせた。


だけどすぐに私を睨みつけると、「何?」と不機嫌に尋ねる。


「そんな態度でいいの? あんただけでも助けてやろうっていうのに」


「は? 何言って――」


「今までの私たちの会話、全部生放送されていたって言ったらどうする? あんたと真央の性格の悪いところぜ〜んぶ聞かれちゃってるって言ったら、どうする?」
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