アイドル絶対殺戮戦線
「そ……んなわけ、ないでしょ……」
私の突拍子もない発言を、光莉は即座に否定した。
けれど本心では否定しきれていない証拠に、ふらふらと視線をさまよわせる。おそらく、カメラを探しているのだろう。
だから私は、
「ほら」
そう呟くと天井を指し示した。
「あそこにカメラがある。他の生徒にストリップしろなんて命令しちゃって、特に真央は正統派アイドルなんだから何人のファンが離れていくかわからないね〜?
だけど光莉、あんただけは助けてあげる。真央を裏切って、私とグループを組みなさい。
ファンのいなくなった真央と泥舟に乗り続けるか、私とちゃんとした船に乗って航海に出るか、どちらが賢い選択かわかるよね?」
私の突拍子もない発言を、光莉は即座に否定した。
けれど本心では否定しきれていない証拠に、ふらふらと視線をさまよわせる。おそらく、カメラを探しているのだろう。
だから私は、
「ほら」
そう呟くと天井を指し示した。
「あそこにカメラがある。他の生徒にストリップしろなんて命令しちゃって、特に真央は正統派アイドルなんだから何人のファンが離れていくかわからないね〜?
だけど光莉、あんただけは助けてあげる。真央を裏切って、私とグループを組みなさい。
ファンのいなくなった真央と泥舟に乗り続けるか、私とちゃんとした船に乗って航海に出るか、どちらが賢い選択かわかるよね?」