アイドル絶対殺戮戦線
そこへ、手を挙げたのは乃々だ。
私たちの仲間になってまだ数時間……完全に馴染めているとは言い切れない彼女が手を挙げたのには、さすがの明日菜も驚いたようで、目を丸くしている。
「わ……わたし意見があるんですけど、いいですか?」
「え、ええ……もちろん」
おどおどと乃々は話し始めた。
「人形じゃないっていうのを英語にして……『not doll』っていうのはどうでしょう?
――いや忘れてください! すみませんわたしなんかが生意気に意見を言って……」
「それいいじゃない!」
「それいいじゃん!」
明日菜とみゆきの声が重なった。
よくも悪くも個性の強い2人にいきなり身を乗り出されて、乃々は目を白黒させる。
私たちの仲間になってまだ数時間……完全に馴染めているとは言い切れない彼女が手を挙げたのには、さすがの明日菜も驚いたようで、目を丸くしている。
「わ……わたし意見があるんですけど、いいですか?」
「え、ええ……もちろん」
おどおどと乃々は話し始めた。
「人形じゃないっていうのを英語にして……『not doll』っていうのはどうでしょう?
――いや忘れてください! すみませんわたしなんかが生意気に意見を言って……」
「それいいじゃない!」
「それいいじゃん!」
明日菜とみゆきの声が重なった。
よくも悪くも個性の強い2人にいきなり身を乗り出されて、乃々は目を白黒させる。