アイドル絶対殺戮戦線
17時。一旦寮に戻っていた私たちも講堂に呼び戻されて、いつになく沈んだ空気の中無言で、仲間が失格になるときを待っていた。
コツコツと革靴を鳴らして、堂々が姿を現す。
「これより第1幕『愛シテ♡私』結果発表を始めます!」
効果音とともに液晶に映されたのは、神咲さんの宣材写真。
1位 神咲明日菜 56082LOVE
単純計算で5億6千万円……。恐ろしい額の数字に、唖然とするばかりだ。
それに続くのはもちろんA組の他の3名。
2位 三門ナツメ 34227LOVE
3位 里野詩織 32684LOVE
4位 赤穂要 31399LOVE
「以上がLOVE数1万超えの諸君です。本当にすばらしい、拍手!」
私たちは無理やり手を叩かされ、講堂内にまばらな拍手の音が散った。
コツコツと革靴を鳴らして、堂々が姿を現す。
「これより第1幕『愛シテ♡私』結果発表を始めます!」
効果音とともに液晶に映されたのは、神咲さんの宣材写真。
1位 神咲明日菜 56082LOVE
単純計算で5億6千万円……。恐ろしい額の数字に、唖然とするばかりだ。
それに続くのはもちろんA組の他の3名。
2位 三門ナツメ 34227LOVE
3位 里野詩織 32684LOVE
4位 赤穂要 31399LOVE
「以上がLOVE数1万超えの諸君です。本当にすばらしい、拍手!」
私たちは無理やり手を叩かされ、講堂内にまばらな拍手の音が散った。