アイドル絶対殺戮戦線
「みなさん、おはようございます。昨夜は大変でしたが……こうやってみなさんの元気な顔を見られて私も嬉しいです」


どの口が言ってんだよって、大声で叫んでやりたい。


だけど言ったらどうなるかわからない。私は奥歯を噛みしめる。


「ところで、何だか人数が少ないようだね。私の勘違いだろうか……いや、やっぱり少ない」


そう言われて見回してみると……うーん、言われてみれば少ないかな?


正直なところ私にはわからなかった。ただ堂々は少ないという確信があるようで、流川先生を呼び出すと何やら耳打ちをしている。
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