アイドル絶対殺戮戦線
ふっと糸が切れたように、赤穂さんが膝から崩れ落ちた。
赤穂さんと仲の良かった(というより崇めていた?)女子数名が駆け寄るが、赤穂さんは泣きじゃくっているのかなかなか立ち上がろうとしない。
「今泣いても仕方ありませんよ? 赤穂さん。どうせなら舞台上で泣けば票が増えたかもしれないのに」
「わ……たしはそんな卑怯なことはしません!」
赤穂さんのその言葉に、堂々が笑みを深めた。
「さすが赤穂さん、強いお方だ。
でも戦略を誤ったようですね、ギャップ萌えを狙ったのかもしれませんが……あなたのファンはあなたの強さに憧れる方が多いです。
麦わら帽子を被ってニコニコするだけのあなたには興味ないんですよ」
赤穂さんと仲の良かった(というより崇めていた?)女子数名が駆け寄るが、赤穂さんは泣きじゃくっているのかなかなか立ち上がろうとしない。
「今泣いても仕方ありませんよ? 赤穂さん。どうせなら舞台上で泣けば票が増えたかもしれないのに」
「わ……たしはそんな卑怯なことはしません!」
赤穂さんのその言葉に、堂々が笑みを深めた。
「さすが赤穂さん、強いお方だ。
でも戦略を誤ったようですね、ギャップ萌えを狙ったのかもしれませんが……あなたのファンはあなたの強さに憧れる方が多いです。
麦わら帽子を被ってニコニコするだけのあなたには興味ないんですよ」