アイドル絶対殺戮戦線
「うるさい!!!」
叫び声をあげたのは、赤穂さんだった。
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!
あんたたちが勝手に当てはめたんでしょ! 本当の私は強くもないし、かっこよくもないのに!!!!!」
舞台上に立つのはもう「星ヶ峰の騎士様」の赤穂さんではない、私が1年のときに見ていた脆くて大人しい赤穂さんだった。
赤穂さんの演技が剥がれていく。
「ただちょっと髪を切っただけだったのに。髪が長ければ女らしいの? 短ければ男っぽいの?
私はそんなんじゃない!!! なのにあんたたちが勝手にかっこいいって持ち上げて、自己中なイメージを押しつけて……」
叫び声をあげたのは、赤穂さんだった。
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!
あんたたちが勝手に当てはめたんでしょ! 本当の私は強くもないし、かっこよくもないのに!!!!!」
舞台上に立つのはもう「星ヶ峰の騎士様」の赤穂さんではない、私が1年のときに見ていた脆くて大人しい赤穂さんだった。
赤穂さんの演技が剥がれていく。
「ただちょっと髪を切っただけだったのに。髪が長ければ女らしいの? 短ければ男っぽいの?
私はそんなんじゃない!!! なのにあんたたちが勝手にかっこいいって持ち上げて、自己中なイメージを押しつけて……」