先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「てか、先生がじゃなくって、先生とだろ?」
「え?」
ストレートすぎる大智の言葉にちょっと赤くなってしまった。
「まぁ。そういうことになるんだけど…」
「じゃぁやっぱり両想いだったってわけね。」
「うん。そういうことになる。」
「ふーん。」
大智がちょっとそっぽを向いた。
「あ、ごめん。こんな話。大智嫌だよね。大智も好きな人…いたのに…」
「え?」
大智がこちらに向き直った。
そしてしばらくわたしを見つめていた。
「ったく。彩実ってほんっと鈍いよな。もうあきれるくらい。」
そしてクスクス笑いだした。
「なに?」
なんなのよ。もう。
「いいよ。彩実はそれで。なぁ彩実。先生と両想いなのはいいとして、そんなんじゃまだどうなるかわかんないだろ?」
「うん。まぁ。」
「俺とのニセカレカノは解消するとして、けど、何かあったらいつでも相談は乗るから。ひとりで抱えんなよ。」
「うん。ありがとう。大智。」
「ってことで。今日は飲むか。カレカノ解消記念?」
「ぷはっ。大智。もうそればっか。」
「そう?あ、それはそうとさ。大学のサークルの先輩たちの結婚式の招待状届いたろ?」
「あ…あれね……」
……
その日は大智と久しぶりに、楽しく話しながら飲んだ。
「え?」
ストレートすぎる大智の言葉にちょっと赤くなってしまった。
「まぁ。そういうことになるんだけど…」
「じゃぁやっぱり両想いだったってわけね。」
「うん。そういうことになる。」
「ふーん。」
大智がちょっとそっぽを向いた。
「あ、ごめん。こんな話。大智嫌だよね。大智も好きな人…いたのに…」
「え?」
大智がこちらに向き直った。
そしてしばらくわたしを見つめていた。
「ったく。彩実ってほんっと鈍いよな。もうあきれるくらい。」
そしてクスクス笑いだした。
「なに?」
なんなのよ。もう。
「いいよ。彩実はそれで。なぁ彩実。先生と両想いなのはいいとして、そんなんじゃまだどうなるかわかんないだろ?」
「うん。まぁ。」
「俺とのニセカレカノは解消するとして、けど、何かあったらいつでも相談は乗るから。ひとりで抱えんなよ。」
「うん。ありがとう。大智。」
「ってことで。今日は飲むか。カレカノ解消記念?」
「ぷはっ。大智。もうそればっか。」
「そう?あ、それはそうとさ。大学のサークルの先輩たちの結婚式の招待状届いたろ?」
「あ…あれね……」
……
その日は大智と久しぶりに、楽しく話しながら飲んだ。