先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~

何を言ったのかと一瞬耳を疑った。


何言ってるんだろう?

今の彼女と結婚するっていうこと?

それとももう…子どもいるの?

もしかして結婚…してるの?


ドキドキと鼓動が早くなるのがわかった。

わたしはドキドキしながら先生を見た。

けど、先生は相変わらずタバコふかしたまま…
前を向いてた。

「暑いな…今日も…」


ボソッとつぶやく先生をわたしは呆然と…見つめているしか…なかった…


< 30 / 220 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop