この人、何かと私に夢中です
だぁれ?


もうほんとに諦め掛けてた。


なんのためにダイエットしてるんだか。


確かにかわいい服きたいよ?

インスタ映え〜〜♪とかしてコーデしたいよ?


だけどね、


なーーーーんか上手くいかない




︎︎*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*



なんて考えながら夜中?朝?の3:30からジョギングしてた。



でも今日に限って体がだるかった。

とゆうより目の奥が重かった


(今日は走るだけ走って早く家に帰ろう)

って思って走ってた。





中間地点に入って折り返しに入ったあと

後ろからトラックが来た気がした。



イヤホン付けてたからエンジン音はあんま分からなかったけど、光のライトでこっちに来る事はわかった。



歩道はなかったから右端の方によるしか無かった


走ってる足は止めたくなかったから走り続けながら

後ろからくるトラックを抜くの待ってた。


だけどなかなか私を追い越す気配がない。


そう思って後ろを振り返ったら

運転手と目が合った

(、、ヤバッ)

視線を前に戻そうとした時、



「ねぇ」



図太い声でも無く高い声でもない、普通のの声

(ヤバ、面倒臭い奴に、、絡まれた。。
早く帰りたいって思ってたのに、、
え、どうしよう無視した方がいい系?)

なんて考えていると、


「ねぇって言ってんじゃん。イヤホン外せよ。」

私は聞こえない振りをした。。



したつもりだった。


だけどいつの間にか私を追い抜かした運転手と私はいつの間にか目が合っちゃってて、、、


「私?」

とぼけた。
(あ〜あ、とぼけっちゃったぁ‪)


「ぁあ。てか、お前しかいねぇだろ。」


「あ、え、はい。。。で。。なんですか」

「何、こんな早朝に何してんの?
ダイエット中?」

(体型みて分かっちゃったか。。。チクショウ)

「それが何ですか?」
(ぁぁやばい、敵に回しちゃったよォ)

「都合よかった。よかったらこれあげるよ、ダイエットゼリー。元値より高く売れたし、残ってたから、君にあげる。」

トラックの窓から手が伸びてくる

(ん?何それ?ダイエットぜりー?絶対毒薬入ってる系???)

「いりません」


(うん。こーゆーのはキッパリと断った方がいい。それより早く家に帰りたい)

「ん〜君がいらないって言うならいいけどさぁ〜。。」

彼は不貞腐れた顔をした。


暗いから錯覚か分からないけど

イケメン。。。



面食いな私にはそう見えた

ーーーーー


いやいや、そーゆー場合じゃない。

「ほんとにいらないです。」

私は言い切った。

(しかもなんでこの人がダイエットゼリーなんて持ってるわけ、、まぁいいや)

また走り出そうと1歩踏み込もうとした瞬間、目の奥に激痛が入った。


「頭、、が、、いたい、、」





そのまま私は倒れた。。



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